庭長の職人たち
2019-09-07

好奇心と謙虚さ2

はじめに

こんにちは。人事担当の廣部です。蒸し暑さが戻ってきた北海道ですが、全国に目を向けると台風が近づいています。北海道は今のところそれそうな予報ですが、今後もいつ、昨年のような台風がやってくるかわかりません。備えあれば憂いなしということで、台風に限らず、災害の備えはしっかりとしたいものです。
さて、今日は前回お話させて頂いたテーマの続きをお話させて頂きたいと思います。

相手を知るための謙虚さ

今回のテーマは「謙虚さ」です。前回お話した「好奇心」は自分の行動を促すきっかけとお話しましたが、「謙虚さ」もそういう意味でとても重要な意味を持っています。「謙虚さ」がないと、自分の考えに過信・慢心し、自分と違う考えや物事に出会っても、正面からそれは違うと思って終わってしまいます。また、人のために何かしてあげようと思っても、一方的な押し付けで終わってしまい、相手がどう思うのかというところに気が回りません。では、「謙虚さ」を持つとどのような気持ちになるのでしょうか。

自分にとっての正解の反対は、もう1つの正解

「謙虚さ」がないと、自分の考えに過信・慢心し、自分と違う考えや物事に出会っても、正面からそれは違うと思って終わってしまうと、お話しましたが、「謙虚さ」を持つとどうなるのでしょうか。謙虚さを持って、自分と違う考えにぶつかると、相手はなぜ自分と違う考えを持っているのだろうと考えるのです。大抵の場合、反対の意見には反対の意見で理由があります。相手なりの考えがあるから、自分とは反対の意見になっているのです。ここで全てを納得する必要はありません。しかし、相手のことを理解することができます。相手のことをしっかりと理解したうえで、なぜ反対の意見なのか、お互いの意見を修正するべきところはないか、お互いに納得できる新しい形がうまれるんじゃないか、と考えることが大事であると思います。

相手を思いやる気持ち

人のために何かしてあげようと思っても、一方的な押し付けで終わってしまうというお話もさせていただきました。「謙虚さ」がない人は、相手のことを思っているつもりでも、自分本位だったり、「相手のために何かをしている自分」を作り出したいだけで動いていたりします。ここでいう「相手」の立場に立って想像してもらえると分かり易いかと思います。それではここでの「謙虚さ」とは何かというと、全力で相手のことを知るということです。相手は何を求めているのだろう、何に困っているのだろう、どういうことに喜ぶだろう。そうした、FOR YOUの気持ちでの行動が「謙虚さ」なのです。

自分を正す「謙虚さ」

もう1つ大事な「謙虚さ」があります。それは、自分が間違っていたなと気がついたら、すぐにそれを修正することです。1度口に出したから考え方を変えるのは格好悪い、そんなことはないと思います。むしろ、常に環境や状況は変化しているのですから、それに対応して考え方が変わるのはある意味普通のことだと思います。素直に自分の間違いを認めて、より正しいと思うやり方に変えるべきだと思います。

さいごに

2回にわたって、「好奇心」と「謙虚さ」についてお話させて頂きました。もしも、これを読んで頂いて、少しでも、何か考えるきっかけになってくれたのなら嬉しいです。また、たまにこうしたお話もさせて頂きたいと思います。それまで私も好奇心を持って、謙虚に、もっと勉強しておきたいと思います。また、こうした話を直接聞きたいなと思いましたら、インターンでも、お話だけでもいつでもお受けさせて頂きますので、ご遠慮なくお問合せ下さい。最後まで読んで頂きありがとうございました。

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