庭長の職人たち
2018-03-29

南香園は焼肉店ではありません、でしたが・・・

指定管理者としての仕事

こんにちは。人事担当の廣部です。突然ですが、最初の写真がどこだか分かりますか?特徴的な形をした山のふもとにある公園です。週末には多くの利用者の方に来て頂いておりますので、分かる方も結構多いのではないでしょうか。ここは札幌市西区にあります五天山公園です。これまで、南香園の職種や、造園建設業としての仕事のご紹介をしてきましたが、割と新しい仕事として指定管理者というものがあります。指定管理者とは、地方公共団体によって公共の施設の管理運営を数年間という単位で指定された民間事業者のことです。南香園もこの五天山公園と宮丘公園という2つの公園の指定管理者として指定されています。(正確には、南香園は指定された団体の代表企業です。)従来の業務委託と大きく違うのは、植栽や施設を維持管理・整備するだけではなく、公園を利用したイベントの企画運営や利用者の方への窓口対応も含まれているということです。利用者の方が安全に利用できるように、各施設の維持管理を行ったり、公園を利用したくなるようなイベントを企画したり、市民の方と協働で事業を行ったりしています。

自主事業~焼肉の販売

さらに、自主事業という名称で、利用者の方の利便性を向上させるような事業を計画し実施しています。その1つとして焼肉の販売を行っています。五天山公園には炊事広場があり野外炉がありますので、焼肉を楽しむことができます。そこで手ぶらでお手軽に焼肉を楽しめたり、急遽焼肉をやりたくなった時にも楽しんで頂けるように焼肉の販売を行っています。ここで1つ予想外(?)のことが起こってしまいました。初めてお会いした方に挨拶をするときに、「なんこうえん」と伝えると、多くの方が、北海道ではとても有名な某焼肉店のことを思い浮かべるんですね。「こう」の字が異なるのですが、音だけだと伝わりませんからね。ですので、「南香園です。でも焼肉店ではないですよ。」というのが定番の挨拶ネタとして使えたわけです。と言いますか、初対面のツカミとしてフル活用していました。ところがです。焼肉店ではないにしろ焼肉を販売するようになってしまいましたから、正確に言うと、「南香園です。でも焼肉店ではないですよ。あ、焼肉は販売していますけど。」となってしまうわけです。正直、初対面でこんな挨拶されたら混乱すること間違い無しです。ですから、やはり初対面の方との挨拶では、焼肉店ではないですよで終わるのですが、自分の心の中では「焼肉は売っているのに・・・」と思ってしまうわけです。何が言いたいかというと、こんな葛藤を終わらせるためにも、南香園=造園屋、あるいは造園建設業とはどういう仕事なのかという認識をより多くの方に持ってもらわないと駄目だな!と新年度への決意を新たに致しましたということです。

今日のまとめ

実は今日の記事のメインはここからです。12月にホームページをリニューアルし、定期的に記事を更新してきたわけですが、このホームページを見て学生さんが企業訪問してくれました!学校では造園の勉強をしているわけではありませんが、自分なりに造園を知ろうと努力しており、自分の考えをしっかりまとめて、こちらの説明にも沢山の質問をしてくれました。造園建設業のこと、南香園のこと、働き方など、来社前は30~40分程度と考えていましたが、気がつけば1時間30分も話し込んでしまいました。就職活動を始めたところという感じでしたが、彼女ならどこの会社に勤めても大成するであろうと予感させてくれました。大変でしょうが、納得する就職活動をして将来の進路を決めてほしいと思います。欲を言えば、その上で、南香園を選んでくれると嬉しいですが。
このように南香園では随時、企業訪問などを受け付けています。今回もそうですが、ここで言う企業訪問は求人への応募ではありません。造園建設業ってどんな仕事なのか、南香園ってどういう会社なのかを知ってもらうためなど、就職活動の参考にしてもらいたいというスタンスになっています。企業訪問したら求人に応募しないと駄目ということはありません。少しでも造園建設業又は南香園が気になりましたら、お気軽にお問合せ下さい。

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